こんにちは。おにぎりです。
「登山・ハイキングを始めてみたいけど、何からやればいいの?」という方へ
初心者の方が準備する装備、服装、山選びなど、初めての山登りへ行くための
注意点やポイントをご説明致します。
登山の魅力
山登りって大変そう・・・
小学校の行事で山登ったけど、歩き疲れて辛い思いでしかない・・・
なんで山登るのしんどいだけじゃん・・・
こんなご意見をよく耳にします。確かにおっしゃる通りの部分もあるのは事実です。
ただ、登山には大変、しんどいを上回るほどの魅力が沢山あります。
★登山の魅力 その1 「長く続けられる趣味」
登山の魅力は年齢を重ねても楽しめるというところです。
もちろん自分の体力やスキルに応じて山を選ばないといけませんが。
ちなみに私は30代ですが、山を通じて上は80代から下は10代まで
様々な友人が出来ました。
★登山の魅力 その2 「気分転換・リフレッシュに最適」
日々の仕事に追われていると、たまには気分転換がしたくなりますよね。
山の中、大自然の中にいると、それだけでリフレッシュ出来ます。
頑張って登った山頂からの景色は最高ですよ。
山登りして、沢山汗をかいて、無事に下山。
下山したら麓の温泉へ。
風呂上がりのビール。最高ですね。
★登山の魅力 その3 「痩せる」
私おにぎりは、登山を始めた2010年身長167cm、体重86kgとぽっちゃり系。
登山をはじめてからは体重が68kgまで落ちました。
★登山の魅力 その4 「想像力、段取り力が身に付く」
これは意外と仕事でも役立つスキルです。
登山をする際には、まず登る山を自分で選びます。
選ぶにはネットや雑誌などで見たり、経験者に聞いたりしますよね。
行く山が決まれば、登山口までのアクセス方法などを調べます。
このように事前に調べる力が付きます。
装備について登る山で異なります。
登山当日の天気予報は晴れだけど、急に天気が変わって雨になるかもしれない。
山頂でコーヒーを淹れよう。
沢山楽しいことを想像し、それを実行するためには何が必要かを考え準備する力が付きます。
遠足の前の日ってワクワクしましたよね。
登山は大人の遠足です。
しっかり想像して、きちっと段取りすれば楽しい遠足になること間違いなし。楽しみながらスキルアップ出来ますよ。
初めての山の選び方
登山をはじめる季節は春・秋が良いです。
春は新緑や花が咲き山が色鮮やかなので初心者の方が楽しく歩ける季節です。
秋は山登りにちょうど良い気温、美しい紅葉など山の魅力が味わえる季節です。
続いて、登る山を実際に選びます。
初めての山登りでオススメなのは・・・
1 登山者の多い人気の山
2 ロープウェイやケーブルカーのある山
3 標高差の少ない山
理由としては、登山者の多い人気の山であれば登山中にトラブルが発生してしまったと
しても、他の登山者に助けを求めることができます。
続いてロープウェイやケーブルカーがあると楽が出来ます。
「えっ?!歩くために来てるのに乗り物乗るの?」と思われるかもしれませんが、
はじめのからストイックに取り組む必要はありません。
登りは頑張ったけど、疲れたから下山はケーブルカー乗って帰ろ!
こんな感じで十分です。
最後に山は「標高が高い=難易度が高い」と一概には言えません。
分かりやすい目安としては「山頂の標高-登山口の標高=標高差」
標高差の少ない山がはじめはオススメです。
日本で一番登山者数の多い大人気の山は「高尾山」です。
私も初めての登山は高尾山でした。
登山に必要な装備
登山に必要な装備は色々あって、お金が掛かりそう。
そんな心配をされる方も多いと思いますが、そんなことはありません。
もちろん本格的に趣味として取り組み最終的には憧れの北アルプスへ行く
という事であれば、それなりの装備が必要なのでお金も掛かります。
まだ、趣味として続けるかわからないのであれば、家にあるものでも代用可能なものもあります。
① 登山靴
長い時間歩くので、自分の足に合った靴を選ぶことが大事です。
登山靴を大きく分けると3タイプに分けられます。
・くるぶしが覆われないローカット
・くるぶしまでしっかりと覆われるハイカット
・ローカットとハイカットの中間ミドルカット
はじめての登山靴はミドルカットがオススメです。
ローカットはトレイルランニングをしている方が履いていることがおおいです。
くるぶしが覆われていない分アクティブな動きに適しています。
ハイカットは足首がしっかり固定されるので重たい荷物を背負うときや足場が不安定な時も安心です。
ただ堅牢な作りの場合が多く初めての方は歩きにくいです。
そこでオススメがミドルカット。
歩きやすく、ほど良く足首も保護してくれます。
登山靴は一番大事と言っても過言ではありません。
ネットで買うのではなく、お店で足のサイズを測り、様々なメーカーの登山靴を実際に履いて選んでください。
家にあるスニーカーで代用する場合は、ソールが柔らかすぎないものが良いです。
またずっと履いていなかったスニーカーは、登山中にソールが剥がれたりする可能性があるので気を付けてください。
②ザック
ザックの容量(荷物が入る量)の単位はリットルで表記されています。
・小型ザック(日帰り登山・タウンユース) ~20L
・中型ザック(山小屋泊) 30L~45L
・大型ザック(テント泊) 50L~
ザックに関しては家にひとつくらいあると思いますので、それで十分です。
はじめて行く日帰り登山の荷物の量は、そこまで多くないのでご安心ください。
家にひとつもザックなんて無いよ!という場合はホームセンターやGUなどにある安いリュックでも十分です。
最初から高いものを買う必要はありません。
何度か登山に行って「今後も本格的に趣味として続けよう」となってから
登山用のザックを購入しましょう。
③レインウェア(上下分かれている物)
雨の日に山登りなんて行かないから必要無いよ?!と思うかもしれませんが、登山においてレインウェアは必須アイテムなのです。
街中であれば急に雨が降ってきてもコンビニで傘を買えば良いですし、止むまで軒先で雨宿りしても良いでしょう。
ただ山の中にはコンビニはありません。雨宿り出来る場所もあるとは限りません。
さらに雨の中で行動せざるを得ないこともあります。
山の天気は変わりやすいので急な雨に備える必要があるのです。
傘だと風であおられて転倒の原因になったり、手がふさがってしまうので
やはりレインウェアが良いでしょう。
とはいえ登山用品専門店に行くと数万円と高額なレインウェアが並んでいます。
高額なだけあって、高機能な商品が多いです。
防水性、透湿性、伸縮性、軽量性など難しい言葉が並び、見たことない単位で表記されています。
そして何よりレインウェアはカッコいいのです。
欲しくなってしまいますが、ここはグッと堪えましょう。
実際に山に登り、登山を趣味として続けられそうだなと思ってから、本格的なレインウェアを選びましょう。
なので、私オススメのレインウェアはワークマンの「透湿レインスーツ」です。
なんと上下セットで五千円で買えちゃいます。
まずはこれで十分です。
先々、本格的なレインウェアを購入したら、ワークマンのレインウェアは防災用の非常持ち出し袋に入れておくと万が一の時に役立ちます。無駄にはなりません。
以上が登山の三種の神器と呼ばれる必須アイテムです。
ここからは、服装や持って行った方がいい物を簡単にまとめます。
・服装
服装は、家にある速乾性のTシャツなどでOK。ズボンは歩きやすいストレッチ素材のズボンがオススメです。ジーンズはNGです。
・ヘッドライト・懐中電灯
暗くなる前に下山するのが基本ですが、万が一のトラブルに備えましょう。
山の中は日が落ちたら真っ暗何も見えなくなります。
・飲み物
水分補給出来るように日帰りであれば1L位は持参しましょう。
山頂に自動販売機があったり、途中の山小屋で販売していることもありますが
当てにせず自分で持参しましょう。
・行動食
エネルギー不足で行動できなくなる場合もあるので、ちょっとした休憩の際などに簡単に食べれるものを持っていきましょう。飴などのお菓子やゼリーなど食べやすく調理が不要なの物が良いでしょう。
・救急箱(ファーストエイドキット)
靴擦れしたときや捻挫してしまったときに備え、絆創膏や包帯などを用意しておきましょう。虫刺されの薬や虫よけもあると重宝します。
・サングラス、帽子
日差しが強い日にあると便利です。
・タオル
汗拭き用として、また頭に巻いて帽子代わりにも出来ます。
オススメは手拭いです。すぐ乾きますし。
・地図とコンパス
持っているだけでは意味がないので地図を読む練習が必要です。
詳しくは別の記事で書こうと思います。
最後に
山は自然に溢れ、山頂からの景色は人生観が変わるほどの感動を与えてくれることもあります。
しかし山には危険もあります。道迷い、滑落、野生動物などなど。
登山は自己責任です。
このように書くとやはり登山はハードルが高いなと感じるかもしれませんが、
しっかり準備して臨めば大丈夫です。
私おにぎりは登山と出会い沢山の仲間が増え、人生が豊かになったと感じています。
何事も最初の一歩はドキドキしてしまいますよね。
そんな一歩を私おにぎりは全力で応援します。
登山最高!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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